【GTNリーダー対談】私たちが今感じていること | 生活サポート部 × 事業開発部

2022年11月25日

【GTNリーダー対談】私たちが今感じていること | 生活サポート部 × 事業開発部

同じ会社、同じ部署でもそれぞれのメンバーが感じていることって違いますよね。さらにそれが多国籍であれば、なおさら!!…そこで、リーダーのメンバーに聞いちゃいました☆ぶっちゃけどう感じてる?

みなさん、こんにちは~☀

今日は新・企・画をお届けします!その名も【GTNリーダー対談】です👏
この企画では、GTNのリーダーが日頃感じていることや多国籍メンバーをまとめる立場として気を付けていること、これからやっていきたいことなど”リーダー”という立場を通した対談です♪

今回は事業開発部と生活サポート部のリーダーにお越し頂きました♡
仕事への取り組み方、考え方の参考になる記事です!それではどうぞ😊

ー対談メンバーの自己紹介

生活サポート部の特定技能セクションの松下瞳です。
つい先日より特定技能セクションに異動しました。特定技能セクションでは、入国前の特定技能生のフォローや企業の支援など、通常のサポートよりも入国前から日本での生活が始まるところでの深く関わっていく細かな業務が多く、毎日奮闘しております。

事業開発部のデイビット暁子です。
1年前にコミュニケーションチームという翻訳を選任で行うチームを立ち上げて、社内外の翻訳業務を集約して行うチームのまとめをやっています。海外メディア向けの広報業務も担当しています。

ー2人の今までの経歴を教えてください

デイビット:新卒で日本の保険会社に入社して、保険金の支払いのサポートをやっていました。部署の異動もありながら、5-6年くらいは働いていたんですが、”終身雇用が当たり前”といった伝統的な日本企業で「私は一生この仕事やりたいのかな」「私何がやりたいのかな」って考えていて…でもやりたいことも見つからず、暗い20代前半を過ごしていましたね(笑)

そんな時にやっぱりスキルをつけたいと思い、他の人より出来ることが英語で、本や文字を書くのも好きだったので翻訳について学んでみることにしました。会社に行きながら週末は学校に通っていましたね。しばらくして、翻訳の仕事を本格的にやってみたいと思い、転職しました。翻訳の仕事も5-6年やっていたんですが、翻訳スキルを活かしながらプラスαで人とコミュニケーションも取りたいと思い、コンサルの会社に転職しました。翻訳をやりながら、広報業務もやっていて、海外のメディアで日本の企業がどのように報道されているのかを調査する仕事でした。なので、英語の記事を翻訳してレポートしていました。その後、GTNに入社しました。
松下:私は卒業後にアパレルの販売から商品企画に携わらせてもらい、20代はバックパッカーみたいなこともしていました。休みを見つけては世界を感じに旅に出たりしていました。その後は、通信関係の会社で人事と採用の仕事をやっていたのですが、今となっては”アイスブレイク担当”って感じでしたね!面接で緊張して肩が上がってしまっている人を和ませたりしていました(笑)
4月に入社する社員の方からは「あの時のアイスブレイクありがとうございました」とか言われることもありました。
デイビット:わかる~松下さんと話していたら気持ちがほぐれますよね!!私も初めて松下さんと仕事させてもらった時、すごく気にかけてくれて、安心感がありました。松下さんのサポート力は天性ですね!

松下:ありがとうございます(笑)その通信関連の企業を退職した後は、マレーシアで4ヶ月ほど日本人一人の環境で生活しながら、ボランティアに参加したり様々な国の方と共同生活をしていました。帰国してから「そこで感じた気持ちた大切な気持ちを忘れないように日本で恩返ししたい」と考えて動いていたら、GTNに出会い入社することが出来ました。

ーGTNでの業務について教えてください

デイビット:コミュニケーションチームは、事業開発部として今後のGTNに必要だと考えて提案しました。GTNは社内のいろいろなところで翻訳が行われていて、いろんな人が同じような文章を何度も翻訳している状態でした。効率的にもみなさんの負担を軽減できないかなと思っていたのと、やはり会社としての統一感も必要だと感じていたので、チーム作りを提案させてもらいました。後藤社長や片平さん、いろいろな方のサポートをもらいながら、チームを完成することができました。英語は矢永さん、中国語はシンインさん、ベトナム語はミンゴックさんが担当してくれています。
デイビット:メンバーは、スキルや適正などを考えながら選抜させてもらいました。翻訳業務として、英語・中国語・ベトナム語が7-8割を占めていることがいろいろ調査してわかったので、まずはその三言語をやっていく必要があると感じました。翻訳には正確性や表現力などのスキルが必要で、品質が重要になります。過去に翻訳コンテストを行ったことがあり、矢永さんとシンインさんはそれぞれの言語でトップだったんです。ミンゴックさんはコミュニケーションチームの前にあった翻訳チームに入ってくれていて、考え方や私のやりたいことが共有できていたのでお願いしたいと思いました。

各部署にチーム結成の為、片平さんと一緒に「部署にとって貴重な人材だと思いますが、チームにください」とお願いして回りました。みなさんにご協力頂けたからこそ出来たチームだと思っています。翻訳の正確性や統一感は会社の信頼性にも繋がる部分だと思うので、これからもしっかりやっていくべきだと考えています。
松下:特定技能セクションに異動したばかりなので、まだ茶谷さんと手探り状態ではあるのですが、日々奮闘しています。
初めて日本に来て、日本ならではの生活の問題や職場の悩みなど、日本に来て理想と現実の壁にぶつかることも多々あるようですが、皆さんが前向きに頑張っていけるように寄り添って長く働いていけるようにフォローしています。生活のあらゆるお悩みごとをサポートし解決していくことは、生活サポート部で長年やってきたことなので、今まで培ってきたことが活かせるかなと思っています。

特定技能セクションの場合は入国前のフォローから始まって、空港にお迎えにいき事前ガイダンスに生活オリエンテーション、定期面談。退職まで一人ひとりと深い関係でサポートするようになりました。一人ひとりのお客様との関係性が深くなったことで顔が浮かぶような業務になったなと感じています。
松下:特定技能の第一号の方は結婚しても家族の在留(日本滞在)は、特別な事情がない限り認められてないんです。結婚することが決まって、家族と生活を送るために母国に帰国することを選択される方もいます。そういった【人生】を見せていただくことも多くあるので、最後までしっかりフォロー出来る様に前向きに勉強しながらやりがいに変えていこうと思っています。

また、サポート部に特定技能セクションがあることで、特定技能セクションメンバーもサポート部と関わる機会が増えて、みんなの笑顔が増えてきたので、これからもっとみんなが働きやすくなったらいいなと思っています。

ー仕事のやりがいについて教えてください

デイビット:会社や周りのメンバーにとっていい方向になることを企画して、それを実行して結果が見えた時がやりがいを感じられると思っています。サポート部のように直接お客様を助けられるわけではないのですが、間接的にでもやり方を変えたり、今までと違うアプローチを考えて取り組んでいくというのは、やりがいがありますね。

もともと自分が成長できるか・スキルが上がるかということを重要視して仕事をしてきたのですが、チームを作るとメンバーの出来ることが増えたり、成長したりする姿を見られることも嬉しく感じています。チームみんなの成長をリーダーとしてサポートしたいですし、結果が見えると私自身も嬉しいですね。

翻訳を依頼してくださっている部署にアンケートをとったり、もっと改善できる部分を常に探しています。大事な人材をチームに入れさせてもらったので、しっかり全部署に貢献できているかはちゃんと見ないといけないと思っています。
松下:暁子さんも今現在チームで唯一の日本人だと思うのですが、私もサポート部に入社した時は初めての日本人だったので、自分がサポート部のみんなに何をしてあげられるのか考えていました。サポート部は人数が多く、日本に来て頑張っている外国人メンバーも多いので、メンバーに寄り添えるように広くみんなのことを見て、気づけるように細かく気配りをしようと心掛けてきました。

ただ気遣いしすぎて遠回りな伝え方をしてしまうと、結局みんなに伝わらなかったり、誤解を招いてしまったりすることもあるので、相手に対して愛情があるからこそ「こう思っているよ」というのはストレートに伝えるようにしています。あとは何か悩んだり、考えてしまっている様子があれば、必ず個別で時間を取って話をするようにと心掛けています。そうすることで、少しでも働きやすい環境になったり、自分がサポート部にいることで理解してあげられる人が増えるという安心感を与えてあげたいなと思っています。
デイビット:遠回りな話し方だと伝わらないんですよね。それが日本人とか外国人とか関係なく、自分が考えていることを伝えるのって本当に難しいです。なので、私も松下さんがおっしゃったように、出来るだけストレートに言うようにしています。ただ、ストレートに伝えるだけでなく「あなたの為に言っているんだよ」という愛情は絶対に必要なんですよね。

あと、まだ難しいなと感じている部分ではあるんですけど、その1回のミスや課題だけでなくて長期的な部分を伝えて、見せてあげないといけないと思っています。「これが出来たらこうなるんだ」という、”これがこの先に繋がるんだ”ということを伝えているつもりなんですけれど、伝えきれていない部分もあって…難しいなと思いますね。最終的にどうなって欲しいかというのをしっかり伝えていかないといけないと感じています。
デイビット:松下さんは本当にメンバーそれぞれの性格や個性を理解できていて、こういう人と一緒に働けたら日本という海外で働いていても「私のことをわかってくれてるんだ」という安心感があるだろうなと思います。すごく丁寧な方だなと思っています。

松下:え~私は逆に暁子さんのことをそう思っていましたよ!いつも何かメッセージをもらうと”心のメモ”に私もこういう伝え方ができたらもっといいんじゃないかなってメモしてます(笑)それぞれに合わせたストレートな伝え方とか目的やゴールに合わせて一緒に頑張って欲しいというメッセージだったり…やっぱり傷つけたらどうしようっていう不安はあるんですが、そういう時は暁子さんの表現を参考にさせてもらってます。

デイビット:表現のレパートリー、引き出しを増やしたいですよね!

ー嬉しかったエピソードを教えてください

デイビット:「コミュニケーションチームを作って良かったね」と言ってもらえた時は嬉しいですね。今回のチームだけでなく、自分が何かやったことがみんなの役に立ったということは嬉しいです。あとは、一緒に働いているメンバーの成長だったり、一緒に働けて良かったとか言ってもらえるのがやりがいにも繋がりますね。

松下:みんなに日本の家族と思ってもらえるように、いつもそばにいようと思っているので、みんなが「そばにいてくれて良かった」「これができるようになったよ」と私がそばにいることを嬉しいと言ってくれたり、成長を感じられた時は良かったな~と思いますね。

ー仕事における難しさを教えてください

デイビット:難しさで言うと、みんなが満足するようにしてあげたいけれど、そうもいかないじゃないですか。そこの割り切りというか、自分としての考えをしっかり持っておかないと、全部受け止めていたら、結局方針がブレてしまうんですよね。会社の考え方とズレても良くないですし、そこはある程度は割り切っていかないといけないのかなと思っています。
松下:そうですよね、そういった部分って忙しいとかで雑にしていいことではないんですよね。私自身も反省することも多いんです。気づいていたのに声をかけてあげられなかったな、明日朝一には声をかけてあげようとか、今日は言葉言葉足らずだったな…とか。

ーリーダーになる為に意識したことはありますか

デイビット:リーダーになる前と後って、そこまで業務内容は変わっていないんですよね。目の前にある業務をやっていくうちに、それが自然とリーダー業務になっていった感じです。

松下:暁子さんの「こんなのをやったらみんなの為にいいんじゃないか」という企画を考えて形にしたり発信することや、日本人としてここにいて何ができるんだろうとか、少しでも外国人の方の助けになりたいと少しずつ手探りで考えてきた部分かもしれないですね。董さんにも松下さんにはこうやって欲しいと言われたわけではなく、「自分で考えてみて、何でもいいんだよ、自信を持ってやってみて」というお話しから始まったので、そこをやっていったら…ですね。
デイビット:視点として「自分個人ではなく部署やチームという面で考えられているか」も大切ですよね。あとは、業務においてしっかりメンバーを引っ張っていかないといけないという責任感は必要だと思っています。

松下:そうですね、責任や判断をしなくてはならない場面は増えましたね。

ーこれからの自分像/目標について教えてください

デイビット:個人的になってしまうのですが、せっかくGTNという多国籍メンバーと仕事をしているので、いろんな価値観を吸収していきたいなと思っています。日本の教育を受けて生活してきたので、日本の考え方に凝り固まっている部分をほぐしていきたいです。いろんな価値観に触れて視野を広げていくこと、そういったことに日本人として取り組むことが会社や日本社会の為に必要かなと思っています。日本人って、同じ日本人が発信していることに耳を傾けることが多いと思うんです。なので、私自身が変われたらなと思います。
松下:価値観や考え方の違いを受け止めて認め合い、同じ目標に向かっていくことって、すごく楽しくて気持ちが良いことだと思っています。なので、日本人同士も同じ意見だけでなくて、それぞれ違う想いを伝えても理解し合える関係をもっといろんな人と築けたらいいなと思います。私がこういう環境にいるからこそ、自分の大切な人達に【気づき】を共有していきたいと思っていて、発信することで周りの外国人やバックグラウンドが違う人たちが生きていきやすくなったらいいなと思っています。私もそういった部分に少しでも貢献していきたいですね。なかなかこういった環境で働いている人って周りにいないので、話せば話すほどみんな興味をもってくれるんです。なので、私が見たことで、みんなにとっても”いい気づき”になることがあれば、発信していきたいなと思っています。
笑顔がステキな2人♡ご出演ありがとうございました!!
42 件

みんなのコメント

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Peace

2022年11月26日

とても読みごたえのある記事でした!!素敵なリーダー!!GTN最高です~

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温泉いきたい!

2022年11月25日

読み応えがあり、学ぶことおおく読みましたー!お二人の人柄もとても素敵ですね!

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