お正月の世界旅行に行けるといっても過言ではない?

2021年01月19日

お正月の世界旅行に行けるといっても過言ではない?

世界一周は約40,000キロ!今回インタビューにご協力いただいた方の各国までの距離を足すと… なんと!約34,500キロ!!もうこれは世界一周しているのとおなじですよね?!

ザンビア編

ITS部 ムウェニャチパラブェさん

―ザンビアはどんなお正月ですか?

チパ:宗教がキリストなので、お正月は教会で家族と過ごします。みんなと食事したり、お祈りしたりします。僕は子供が好きなので、両親がいない子供達が生活している施設にボランティアに行っていました。一緒に食事したり、ザンビアの子供はスポーツが好きなので、サッカーしたり、身体を動かして遊んだりします。


―外で遊ぶのが好きなんですね!

チパ:ザンビアの季節は日本と同じように4つに分かれていて、【雨期、夏、乾季、冬】があります。お正月は日本と同じ冬ですね。ザンビアは暑いってイメージが強いかもしれないですが、冬は日本と気温も同じくらいなので寒かったりもするんです。


―お正月の食事はどんなものを食べますか?

チパ:場所によって変わるんですが、都内だといろんな文化が混ざっているので、伝統的な料理から洋食など様々です。ザンビアの伝統的な料理としては、トウモロコシの粉をお湯と煉って、お餅みたいにしておかずと一緒に手で食べます。これは普段から食べるものなんですが、お正月はみんな集まるので、大量に作りますね。
ザンビアはさっぱりした料理が多くて、健康的なものが多いんです。以前、自分が企画したザンビアのイベントでは、料理を求めて女性のお客さんが多かったですね。


―カウントダウンではどんな感じですか?

チパ:ザンビアでは花火が上がります!使っている花火が爆弾に近くて、とにかく音がうるさいんです!ザンビア人は表現など何でも派手なのが好きなので、花火の爆発音も大きいのがいいんです。近所に迷惑かけないように…というのはなく、みんな大きな音に盛り上がります。個人で打ち上げ花火を購入して、好きな場所で打ち上げられるので、そこも日本とは異なる点かもしれません。とにかくみんなで盛り上がろう!という感じですね。

―新年のご挨拶や年賀状などの文化はありますか?

チパ:都内と田舎の距離があるので、挨拶しに会いに行くということは、あまりないですね。田舎は場所によっては、電気が通らず、郵便局やポストもないので、年賀状や手紙を書いて出すという習慣もなくて、そこは少し寂しいと思います。電波がないので、電話やメールで挨拶することもできなくて、なかなかコミュニケーションが取れないんです。なので、都内に住んで生活が安定してくると、田舎のおじいちゃんやおばあちゃんを都内に呼ぶことが多いですね。みんな都会に憧れがあります。


―日本のお正月で好きなところと驚いたところは?

チパ:ザンビアは平坦な土地で、高いビルもそんなにないので、日本のように山に登って初日の出を見ることはないんです。結構どこからでも見れますね。なので、日本に来てからは友人と山に登って見に行ったりしています。そういったスピリチュアル的なことが好きですね。
あと、みんなで神社に初詣に行くのは驚きました!ザンビアでは家族や少人数の友人、あとは個人で行動する人が多いので、日本に来て大勢で一緒に!という一体感に衝撃を受けました。そして、感動しました。


―2021年の意気込みをどうぞ!

チパ:【伝説の男】になります!歴史に残るような人間になりたいですね、これは日本に来てからの目標です。なぜかと言うと「私はザンビアからきました」と話すと、みんな「それってどこですか?」とよく返されます。最初は自分の国が知られていないことに怒りましたね。
ザンビアのことをもっと知ってもらう為にも、今までにないものを実現させて、伝説の男になりたいんです!

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みんなのコメント

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チパ

2022年4月15日

笑!初めて書いた牛の絵って可愛いね!オリンピックの指輪の色を使用しました

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